京都市産業技術研究所と京都のものづくり企業4社が、林原美術館に所蔵されている能装束のデザインを「桃山モード」として体現した、新しいライフスタイル商品を開発。
AYANOKOJIも得意のがま口アイテムを製作しました。
「京都×能装束」文化ものづくりプロジェクト開発商品、全3シリーズを5月17日(日)より岡崎本店で発売します。優美な伝統的意匠をモダンに蘇らせた、上品なラインナップを美術や文化を感じながらお楽しみください。
〈取扱店舗〉2020年5月17日(日)AYANOKOJI 岡崎本店・6月10日(水)AYANOKOJI X
生地の裁断から縫製・口金入れと、職人がすべて手作業で製作。創業当初から培ったものづくりのノウハウを活かし、一点一点丁寧にお作りしました。
本プロジェクトのために企画した新アイテムもご用意しました!
商品ラインナップのご紹介
【 紅白段桜花文摺箔(こうはくだんおうかもんすりはく)】
桜に纏わる演目に使われた能装束で、重要文化財に指定されています。
名前の通り、紅白に染め付けた生地に桜花を箔で刷った意匠柄。段替りのデザインからは、時空や感情の変化が感じられ、また可憐に咲く桜花からは、時に凛とした女性を想像させます。そんな魅惑的で美しいデザインを現代のライフスタイルにリファインしました。
保管されていた能装束の経年変化した美しさを表現するため、箔の版を濃淡で2版に分けて、手捺染で再現しました。
〈商品情報〉6寸がま口平ポーチ ¥4,400 / 縦型がま口御朱印帳ケース ¥5,500 / がま口ハンドルバッグ ¥10,230 / 横長がま口ハンドバッグ(中)¥10,230
【 段片身替りに雪持芭蕉文縫箔(だんかたみがわりに ゆきもちばしょうもんぬいはく)】
雪が降らない南国の芭蕉に雪が降り積もる…。現実には無い景色「奇跡」を表現しています。
雪持文は、しなやかな枝葉が雪の重みに耐える様を写し、やがて積雪を跳ね返し立ち直る弾力性と静かに芯の通った生命力で春を待つ「心」が込められています。
雪の結晶にも通じる正六角形のハニカム模様の生地を採用し、より豊かな世界観をお楽しみいただけます。
〈商品情報〉縦型がま口メガネケース ¥2,420 / チェーン付き手提げがま口財布(中)¥3,300 / 鏡付きがま口コンパクトコスメポーチ ¥4,620 / 2WAYがま口ミニバッグ ¥8,800 / がま口サコッシュ ¥16,500
【 海松貝文様鬘帯(みるがいもんようかづらおび)】
鬘帯とは、能装束の一つで、能の女役の髪の上から鉢巻のように締める細長い帯のこと。
貝は「甲斐がある」に通じるほか、古来より桃の節句には貝を食して無病息災を願いました。二枚貝である蛤や海松貝は、他の貝殻とは決して合わないため、運命の人に巡り合えますようにという願いが込められています。
実物の金糸部分は、今でいうと『金駒刺繍』と思われる、とても手間のかかる手法で加工が施されていますが、今回のリ・プロダクトにあたっては、刺繍のステッチで見事に再現しました。
〈商品情報〉鏡付きがま口リップケース ¥3,630 / 6寸がま口平ポーチ ¥3,740 / がま口ブックカバー ¥4,400 / がま口ラウンドタックポーチ ¥4,730
※価格表記はすべて税込みです。
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※店舗の臨時休業などにより、発売日は予告なく変更になる場合がございます。店舗の営業状況は、店舗情報をご確認ください。
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