さらばイダさん…ちょっと裏話
皆さま、こんにちは。
今回は、イダさんよりラボ店長を引き継ぎましたタケナガがお送りします。
渋谷店アシダさんが、送別会の雰囲気をそのまま閉じ込めた素敵な写真を
たくさん載せてくださったので、今回は写真少なめで…
「さらばイダさん」番外編。ちょっとした裏話を披露します。
各店スタッフからイダさんへの心を込めた贈り物。
ラボからは、「ラボにしかできないものを…」ということで、
セミオーダーで財布を作って贈ることにしました。
和雑貨店のオンラインショップで手ぬぐいを探し、
「イダさんっぽい!」「これしかない!」
と文字通り即決で購入!
生地がタケナガの自宅に届き、イダさんがお休みの日に、
ラボスタッフタナカさんと、新宿店からヘルプに来ていたモリノさんとともに型取りをしました。
型取りを終えて、ハタと気付いたのは、
「どうすればイダさんにバレずに作れるだろう…?」
工房に生地を送るのは数日先のこと、それまでにイダさんの目に触れてしまうのはほぼ確実です。
それに、財布が仕上がってくる日がイダさんのお休みの日でなかったら、完全に見られてしまいます…。
3人で考え、モリノさんが個人的に注文したように装うことになりました。
(生地の雰囲気からいって、私やタナカさんの注文とするのは無理があったのです。)
さらに、万が一バレそうになっても、シラを切り通すこと!!!
3人は固く誓い合いました。
そして次の日。
お休みをいただいていたタケナガの元に、タナカさんからこのように連絡が入りました。
「バレました。」
即刻モリノさんへ連絡が行き、2人からタナカさんが責められたのはいうまでもありません。
タナカさんは嘘をつけないたちなので、ごまかしきれなかったんですね…。
財布が仕上がってきたのはイダさんも出勤していた日だったのですが、
うまい具合にイダさんの目に
(さらにはタナカさんはお休みだったのでタナカさんの目にも)触れる前に、
私が自宅に持ち帰ることができました。
のちに聞いたところでは、「賢明な判断です」とイダさんが評してくださっていたようです。
イダさんを頂点としたラボスタッフは、
アシダさんとはまた違った理由で苦楽を共にした仲だったので、
いろいろ思い返すと目頭が熱くなることもあります。
これからは、新たに2名のスタッフを迎えたフレッシュラボ。
でも変わらず、ゆったりお過ごしいただける店づくりを続けてゆきます。
皆様のご来店をお待ちしております