Tokyo Labo.,便り 最終号
こんにちは!
通勤中は長袖、仕事中は半袖で震えているTokyo Labo.,のタケナガです。
今回は、去る10月8日・9日に行った『がま口製作ワークショップ』の様子をご紹介します。
撮れたてですよ~!!
今回のワークショップでは、「自分だけのオンリーワンがま口を作る」を突き詰めて、
オモテ地用には参加者それぞれのお気に入りの生地を持ってきていただきました。
生地の型取り→裁断→縫製→口金入れ
というがま口製作の全工程を自分で行ってがま口に仕立てる、ということで、熱意と、ワクワクとした期待に満ちた2日間でした。
午前の部は「シガレットケース」、午後の部は「平ペンケース」を製作。
それぞれ、ウラ地の色と口金の色は3種類ほどご用意したなかから、選んでいただきました。
なにはともあれ、まずはオモテ地の型取りと裁断。
十分な厚みを持たせるため、不織布を裏に貼ってから型取りスタートです。
裁断できたら、オモテ地を縫い合わせる「縫製」です。
シガレットケースの回は、縫う距離が長いので特に大変。
糸がからまりながらも、気持ちを落ち着けて縫い進めてゆきます。
オモテ地の縫製が完了したら、
予め縫ってあるウラ地から好きな色を選んで、縫ったオモテ地と合体させます。
さらに好みの色の口金を選んで…
がま口製作体験といえばコレ!の「口金入れ」をドキドキしながら待ちます。
いよいよ「口金入れ」!
まずは職人さんから丁寧な説明を受けます。教えるほうも教えられるほうも、真剣。
道具の持ち方や、コツを教わったら、いざ実践!!
職人さんがひとりひとり丁寧に見て回り、きれいに仕上げるための要所要所をチェックします。
もう完成?
いいえ、まだ大切な工程が残っています!それは紙ひも入れ。
口金から生地が抜け落ちないようにするための、なくてはならない作業です。
またコツを教わって、ようやく使い方に慣れてきた道具で紙ひもを入れたら…
完成~!!
達成感と、「このがま口に何をいれようかな…」といううれしい悩みで、どの顏もキラキラしていました。
私も毎回そばで見ているだけで気持ちが高揚して、かえって楽しい思いをさせていただいた2日間でした。
ご存知の方も多いと思いますが、
Tokyo Labo.,はこの10月23日をもちまして閉店することとなりました。
このワークショップは4周年イベントでもあり、閉店前感謝イベントでもありました。
駅から離れた場所だったため、これまで大変なご不便をお掛けしたことと思います。
夏の炎天下、冬の寒風、大雨、台風、大雪、そして竹下通りのカオス。
それにも関わらず多くの方に足をお運びいただいたこと、心より感謝申し上げます。
ゆったりした「ラボ」の雰囲気が好きだと仰ってくださる方もいれば、
こだわりのカスタムオーダーやお持ち込み生地でのセミオーダーをしに、何度もご来店くださった方もいました。
私達「ラボ」スタッフは、未熟なりにできる限り、
ひとりひとりのお客様に気持ちを寄り添わせて楽しい時間を過ごしていただけるよう努めてきたつもりです。
もしTokyo Labo.,で不快な思いをされたことがありましたら、本当に申し訳ございませんでした。
逆に「閉店は残念…」と思っていただけるのであれば、これほど嬉しいことはありません。
これまでご愛顧くださいまして、誠にありがとうございました。
Tokyo Labo.,で常時受け付けていたカスタムオーダー・セミオーダーは、10月23日を最終受付として、一区切りとなります。
今後、このようなこだわりのオーダーは、AYANOKOJIキラリナ京王吉祥寺店の期間限定イベントとして承る予定です。
また皆様にどこか他の店舗でお会いできる日が来ることを楽しみにしております。
最後はこの写真でお別れです。
前回のブログでつぼみを付けていた、推定「ヤブラン」。
こんなにみごとに花を咲かせました。
はなむけの花かもしれませんね!
○●Tokyo Labo.,●○
営業時間:10:00~19:00
住 所 :〒 150-0001 東京都渋谷区神宮前3丁目28-10
電話番号:03-6434-5186
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