梅雨のいいこと
皆さま、こんにちは。
今回は、Tokyo Labo., のタケナガがお届けいたします。
6月ももう終わりですね。
東京もどんより曇り空か、しとしと雨の日が続いています。
(連日大雨の地域もあるとのこと、皆さま不便な思いをされてはいませんでしょうか…。)
梅雨といえば紫陽花ですが、それだけではないようです。
住宅街を歩いていると、甘くてよい香り。
たどってみると、その先には直径8センチくらいの白い花が咲いていました。
調べてみると、クチナシという花のようでした。
子供の頃に実家の車内でよく流れていた松任谷由実さんの歌に、
「雨上がりの庭で クチナシの香りの」という一節がありましたが、
これがその香りなんだなあ…と約20年経って知ることができました。
前々回、カードケースを新調しようと散々悩んでいたタケナガですが、
5月中ごろ、ようやく(!)心を決め、
セミオーダーで注文して作ることにしました。
用意した布は、手芸店で見つけた端切れです。
水彩画風の淡い色で描かれた草花柄に、一目で惹かれてしまいました。
さあ、型取り!
カードケースの型は面積が狭いうえ、
周囲1cmくらいは縫いしろだったり口金にはめ込まれたりして見えなくなってしまうので、
柄をうまく入れるのが実は難しいのです。
あちこちに型を当てて考えた末、「ここに決~めた!」
(写真が横向きのままです…見づらくて申し訳ありません…。)
裏地の色は、こんなにバリエーション豊富な中から選ぶことができます。
これまたあれこれ悩んだ末、淡いブルーに決めました。
でも、注文書を作成して、生地とともに工房へ送ったあとも、
やっぱり淡いグリーンがよかったかな…
それとも草むらのイメージで、渋めの緑の方がよかったかな…
とグルグル考えてしまい、ラボでよくお見かけする、色で悩めるお客様方のお気持ちがとてもよく分かりました。
製作には1ヶ月半~2ヶ月かかります。
その間、ラボでは母の日が過ぎ、父の日が過ぎて、ディスプレイ替えをしました。
こちらは、ラボのfacebookでも登場したトルソーです。
名前は「はるこ」だったのですが、
今では「はるこ=サユリ=ラボエ」とミドルネームまで持っています。
ビニル加工が施された千鳥格子が珍しい「PVC千鳥」シリーズは、ラボ限定。
そして約1ヶ月半、予定よりも早く、しかもこのブログにちょうど間に合うタイミングで、
仕上がってきました
うれしくて、初めてあやの小路で商品を買ったときのように、
パチンパチンと開けたり閉めたりしてしまうタケナガでした。
皆様も、好きな生地を持ち込んでセミオーダーしてみませんか。
生地を選ぶ時間、型取りの時間、待つ時間、そして完成品を手に取る瞬間。
どれを取っても楽しくて、きっとやみつきになります
詳しくは、ラボ(もしくは岡崎本店)までお問合せくださいませ。
お待ちしております。