3.秀和がま口製作所/口金普通溝編
2021/02/19
あやの小路のがま口を使こうてくれてるお客さん、いつもおおきに。
ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、うちとこの会社は日本で唯一、自社で企画・製造・販売まで行う「がま口専門店」です。
今回は3回目となります「がま口」を作っている製造部よりお届けしたいと思います。
前回に引き続き、赤阪と林でお送りします。
※前々回分→2019/10/4 「1.秀和がま口製作所/裁断編」で検索してください。
※前回分 →2020/3/6 「2.秀和がま口製作所/縫製編」で検索してください。
製造部は裁断から始まり→縫製→口金入れ→検品と、たくさんの職人たちの手を経て、ひとつのがま口が出来上がります。
前回は裁断の次の工程「縫製場」様子をお届けしました。
今回は更に進んで次の工程「口金」の様子をお見せしたいと思いますので是非お付き合いください。
赤阪「ここでは、うちとこの代名詞である口金をつけていく大事な工程の作業場です。ちなみに私はこの工程の所属です。」
林「あっ!縫製で作られた袋が口金普通溝班に届きましたねぇ。口金入れに必要な道具がぎょうさんあります。」
赤阪「今回、作業を担当してくれはるのは谷口さんです。」
林「さっそく口金入れ開始してもらいましょ。」
赤阪「生地にはそれぞれ特徴があります。生地の種類はもちろん厚み・硬さ・質感など様々。口金については口金の形・幅やサイズが違うので、生地の巻込む量がかわります。
その全てを考慮し、ノリ(接着)の状態や紙ひもの太さなどを変えて口金入れしています。最後に全体のバランス等をチェックし、口金がしっかり付いているか?確認します。」
「谷口さん。がま口・口金入れ工程、…その口金への想いをお聞かせください。」
谷口「がま口の品質、口金自体の品質を保つことはもちろん、AYANOKOJIのがま口を長く使っていただけるように、その品質を更に上げることを日々考えながら作っています。」
林「長いこと口金入れしたはるだけあって、色々と考えたはるんですね。」
赤阪「流石!谷口さん!これからも色々と品質向上にむけて頑張ってください!」
林「あっ!口金入れが終了して最後のチェックの段階になりましたね。」
赤阪「そやっ。クイズのことを忘れたらあかん。」
林「久しぶりのブログですっかり忘れ……てるわけがない!ちゃんと覚えてますよ♪」
赤阪「さて皆さん。出来上がった商品はこちらです↓」
林「じゃーんっ!クイズの答えは…、ポケット付きフラットショルダーバッグ!略名はポケフラ。」
「この後に、検品をしてお店へ行きます。お店に並ぶときには、ショルダーベルトがついてます。こちらの柄はとても人気のある、がまの実アイボリーです。」
赤阪「こちらの商品は、縦幅約27センチ・横幅約24.5センチ。ポケットの縦幅が約22.5センチ。ちょっとした時のお買い物の相棒として、とてつもなく便利でナイスな商品でございます♪」
林「…ちゃっかり商品紹介したはる(笑)」
赤阪「今回のクイズはいかがだったでしょうか?正解した方も、そうでなかった方も、私たちにお付き合いいただき本当に有難うございました。」
林「クイズは終わりましたが、製造工程はまだ続きがございますので、引き続き一緒に見てくれはると嬉しいです♪」
赤阪・林『ほなまた、おおきに!』